起きてはならない事ですが、
もし、バスの中に1人取り残されたとき、
どうしたらよいかみんなで考えました。
「ドアを開けて降りるよ!」と笑顔で答える子どもたち。
教師:「誰もいなくて開けられなかったら?」子:「先生~って叫ぶ!」
教:「窓がしまってると外には聞こえにくいんだって」子:「・・・(窓を)ドンドン叩く」
教:「なるほど、音が外にも聞こえそうだね。でも、職員室まで戻ってしまっていたら聞こえないかもしれない」子:「・・・・」
意地悪しているみたいでごめんなさい🙇でも、考えてほしい大事なことなのです。
笑顔は消え、子どもたちも真剣に考えています。
しばらくして、数人の子どもたちが「ニュースで見たことがある!」と言って、クラクションを鳴らせばいいことをみんなに伝えてくれました。
クラクションの場所を尋ねると、みんなで一斉に「運転手さんのところ!」と答えていました。クラクションの場所はよく知っている子どもたちでした。
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そして、今日、再度園長先生からお話を聞き、実際に通園バスでクラクションを鳴らして、まわりの人に「助けて!」の合図ができるかどうか一人ずつ体験することに。
「クラクションを鳴らす」ということを言うことは簡単ですが、実際には、運転席の近くにバーがあったり、クラクションを鳴らすには力が必要だったりします。音を鳴らすのも「ビッ」と短い音では気づいてもらいにくいので、「ビーーーッ」と3秒ぐらいのばしてみたらどうだろうということになったり。
実際にしてみることで、いろいろな気づきがありました。
みんな緊張した面持ちでしっかりと体験していました。
お家の車にもクラクションがあることも伝えています。
ご家庭でも、「もし、車の中に一人でいるような状況になった時は、クラクションを鳴らせばいいんだよ。」等お話していただいたり、クラクションの位置を確認する等していただけると嬉しいです。お子さんによっては、バスの時と音が違うかもしれないことを事前に知っておくことも必要かもしれません。
悲しい事故を防ぐためにも、ご協力お願いします。