学校評価

令和4年度 学校評価報告

1 学校教育目標等
確かな学力と豊かな心を持ち、みんなで伸びる古市っ子
~ふるさとを大切に、いのちを大切に、元気でたくましい子を育む~

2 今年度の重点目標
(1)豊かな人間関係や人権感覚の育成に努め、保護者・地域から信頼される安全安心な学校づくりを推進する。
(2)言語活動や情報活用能力育成を充実し、確かな学力の定着を図る。
(3)生活習慣の定着と教育環境の充実を図る。
(4)家庭や地域との連携を深め、「ふるさと古市」を誇りに思う態度を育む。

3 学校自己評価結果

(達成状況…A:よく達成できた B:達成できた C:やや課題が残る D:改善を要する)

  分 野 評価項目 達成状況 取組状況・改善方策
 

 

学校経営

 

 

 

 

 

安全安心な学校づくり

 

 

 

 

指導カリキュラムに沿って授業を進め、児童の自己安全管理の能力を伸ばした。安全点検や修繕など保護者とともに進めた。
 

保護者や地域との連携

コロナ禍ではあるが、工夫した活動により学校行事やPTA活動ができた。「子どもたちの学校での様子が久しぶりに見ることができてうれしかった。」の声をたくさんいただいた。
 

 

学習指導

学力向上

 

 

 

わかりやすく個に応じた指導

 

 

 

 

学習規律の定着と指導方法の工夫改善に力を入れた。思考力・判断力・表現力の育成のために課題解決学習や探究の研究を始めた。
 

学習習慣の確立

 

 

 

 

家庭学習の習慣化や読書活動の充実を進めてきた。前年度か少しだけ伸びた。
 

 

生徒指導

 

 

 

 

生活習慣の定着

 

 

 

 

3つの「あ」(あいさつ、あつまり、あとしまつ)の定着を図った。児童会を活性化させ安全や挨拶の意識化を図った。
 

問題行動への適切な対応

 

 

 

 

いじめや不登校、問題行動に未然防止と早期対応を徹底した。必要な情報共有を迅速に行い、初期対応を適切に行った。

4 学校関係者評価結果
(1)重点目標についての評価

(1)豊かな人間関係や人権感覚の育成に努め、保護者・地域から信頼される安全安心な学校づくりを推進する。
・「安全な学校づくり」を継続して行っている。ほかの学校に広めてほしい。
(2)言語活動や情報活用能力育成を充実し、確かな学力の定着を図る。
・授業参観をして、笑顔や元気があって落ち着いた学習態度から日ごとに成長している様子が見える。
・読書への意識づけに工夫が必要である。
(3)生活習慣の定着と教育環境の充実を図る。
・学校の校庭などの環境整備が進んだ。
(4)家庭や地域との連携を深め、「ふるさと古市」を誇りに思う態度を育む。
・多くの行事に保護者が参加できたことがよかった。
・創立150周年を迎え、11月の学習発表会やシンポジウムの開催は、子どもたちや地域の方がふるさと古市を再発見する機会となり大変良かった。

(2)総合的な評価(意見・感想)
・子どもたちの成長は大きく、よく伸びてきている。
・子どもたちの読書離れやICTの普及により、メディアへの接し方に変化がみられる。教員のICT活用による研修がますます重要性を持ってきている。
・コロナの影響で、学年閉鎖をすることがあった。どのような基準があるか保護者にはわからないところがあるが、今後も感染拡大防止の対応を適切に取ってほしい。
・留守番電話を設置されたことによる影響はどうか。大きな問題はなかったか。(特にない)
・ふるさとを大切にする教育を今後も進めてほしい。

(3)学校自己評価の結果及び改善方策についての評価

分 野 学校自己評価の結果及び改善方策についての評価
 

学校経営

 

 

・コロナの影響がある中、工夫した教育活動が行えている。行事や参観日などの保護者の参加が多く、学校運営と児童の成長に関心が高い。PTAやまちづくり協議会の協力もあり、地域とともにある学校づくりが進んでいる。

・安全な学校づくりは、市内に広めてほしい。

 

学習指導

学力向上

 

 

・学校経営方針の中に「めざす教師像」があり3つの教職員の姿が記載している。やはり、教職員は研鑽が重要であり、しっかり取り組んでほしい。

・思考力・判断力・表現力の育成が求められているが、基盤となる知識や技能がないとその能力は伸びないことを踏まえて、基礎学力の定着と活用に重点を置いてほしい。

・主体的に学ぶということは、社会を作り担うことを主体的にしていくことにも繋がることから、主権者教育にもつなげてみてはどうか。

 

生徒指導

 

 

・校則やルールなど、そのことについての児童への指導にあたっては、「なぜそのルールがあるのか。ルールを守らないとどうなるのか。」を児童自身に考えさせることを続けていくことが必要である。

・いじめ等があったり見たりしたときに、多くの学年の児童は担任か保護者に相談するとしている。良い傾向である。


令和3年度 学校評価報告

1 学校教育目標等

 

 

 

<笑顔いっぱい 元気いっぱい みんなで伸びる古市っ子>

安全で安心な学校づくりを通して、やさしく かしこく たくましい子を育む。

2 今年度の重点目標

 

 

 

 

 

(1) 保護者・地域から信頼される安全・安心な学校づくり

(2) 確かな学力の定着

(3) 豊かな心の育成

(4) 健やかな体の育成

(5) 特別支援教育の充実

(6)  ふるさと教育の推進

3 学校自己評価結果

(達成状況・・A:よく達成できた B:達成できた C:やや課題が残る D:改善を要する)

  分 野 評価項目 達成状況 取組状況・改善方策
学校経営

(保護者・地域から信頼される安全・安心な学校づくり)

 

 

 

 

・安全教育の充実

 

 

児童の危険回避能力の向上をめざした安全教育を全学年実施し、研究発表会で成果を報告できた。(アンケート結果:保護者86%、児童90%、教員88% 以下同様)
・安心して学べる楽しい学校・学級づくり

 

 

 

自尊感情を育む学級経営により、学校、学級とも活気があり明るく楽しいという評価が高い。(保85%、児95%)
・組織活動、保護者や地域との連携 コロナ禍の状況の中、保護者・地域と連携した取組が制限されたが、できる範囲で行った。(保80%、教75%)
学習指導

学力向上

・分かりやすい授業

 

学習規律の定着と指導方法の工夫改善を図り、分かりやすい授業づくりに努めた。

(保85%、児85%、教86%)

・個に応じた指導

 

少人数指導、複数指導等により個に応じた学習を行い、基礎基本の定着を図った。

(保75%、教80%)

・学習習慣の確立

 

家庭学習の習慣化を図った。(保75%、

児85%、教73%)読書習慣の定着に課題がある。(保50%、児65%、教65%)

改善策:毎月の読書週間の継続、読み聞かせの定着、図書室利用率の向上

生徒指導

 

 

・問題行動への適切な対応

 

いじめ、不登校等問題行動には、迅速な組織的対応、関係機関との連携、情報の共有化に努めた。本年度、不登校児童は0であった。いじめ事案の未然防止、早期発見・早期解決に努めた。
・自立心、規範意識 生活習慣の凡事徹底と図った。あいさつや情報モラルについては継続して取り組む必要がある。(保80%、児78%、教70%)
・家庭との連携 日頃から家庭との情報共有を図るとともに指導上配慮を要する事項については、早急に家庭に連絡し、対応について連携を図った。(保80%、教79%)

4 学校関係者評価結果

(1)重点目標についての評価

 

 

 

 

 

①  安全・安心で信頼される学校づくり

・「安全な学校づくり」は、学校教育の基盤である。本年度は研究発表会で取組を発信することができたことは良かった。安全点検の方法についても他校へ紹介できたことは意義深い。

②  確かな学力の定着

・今年度もコロナの影響で子どもたちの学びの様子を参観する機会が少なかったのが残念だった。読書については課題がある。授業で音読の量を増やしたり、家庭学習でも音読を取り入れたりしてほしい。今後も「基礎学力の定着」に向け、しっかり取り組んでほしい。

③  豊かな心の育成

・コロナ禍の中、子どもたちの心の面を心配していたが、学校の尽力で子どもたちがのびのび楽しく学校生活が送れたことに感謝する。不登校児童がいない状況を今後も継続していけたらと思う。

④  健やかな体の育成

・体の調子を崩す子も少なく、長期欠席の児童もいないのが何より喜ばしいことである。今後もコロナウイルスをはじめ様々な病気等に留意して、児童が健康で過ごせるように指導願いたい。

⑤  特別支援教育の充実

・一人一人の児童を大切にして、個に応じた指導をしていただいている。特別支援学級の児童が元気に楽しく学校で過ごしている様子を観て安心した。

⑥  「ふるさと教育」の推進

・児童のアンケートの「ふるさとが好き」の項目で高い評価がでている。児童がふるさとに関心をもってくれていることがありがたい。今後もさらに地域に根ざした魅力ある学校づくりに励んでほしい。

 

(2)総合的な評価(意見・感想)

 

 

 

 

 

・今年度も、コロナ禍の中で感染防止に留意し、教育活動を推進しなければならなかったことは大変だったと思う。

・評価の達成状況については、学校の評価内容を支持する。先生方の自己評価が低いように思う、しっかり取り組んでいただいているので、もっと高い評価でも良いのではと思う。

・今年度もコロナ禍という事で学校行事が少なく、子どもの健やかな成長という面で心配もあったが、先生方のお陰で無事に過ごすことができ感謝している。

・学校でも魅力ある学校づくりを地域(まちづくり協議会等)とともに推進してほしい。

 

(3)学校自己評価の結果及び改善方策についての評価

分 野 学校自己評価の結果及び改善方策についての評価
学校経営

(安全・安心な学校づくり)

 

・安全点検等により、安全な教育環境が保たれている。今後は学校職員だけでなく、PTA等にも積極的に安全点検に参加していただける方策を考えたい。

・どの学級も明るく元気で活気があると思う。

・通学路の安全確保については、今後も保護者、地域も協力していきたい。

学習指導

学力向上

 

 

・児童や保護者のアンケートの「わかりやすい授業」「基礎学力の定着」については、今後もさらに指導方法の工夫改善で学力の定着・向上に努めてほしい。

・C評価がついている学習習慣(読書習慣)の確立は、難しい課題だと思う。少しでも改善に結びつけるため具体的な方策を実践されていることはありがたい。すぐには効果がでなくても継続してほしい。

生徒指導

 

 

 

 

・いじめ事案の対応については、児童へのアンケートや聞き取り、保護者との連携等組織をあげて迅速に対応していただいている。今後も保護者・地域・関係機関と連携を深めながら取り組んでほしい。

・あいさつしてくれる子が増えてきている。学校や児童会での取組の成果だと思う。学校外では、あいさつをよくする地区としない地区の差がある。まず大人からしっかりあいさつをしていくように自治会でも呼びかけたい。