市指定研究発表会

本校は、市教育委員会の「探究的な学び実践研究」の指定校として、取り組んでいます。1月26日に研究発表会をしました。公開授業として、3年生と6年生を公開しました。多くの参加者に見ていただき、分科会で、探究的な学びを作っていくにはどのようなカリキュラムや環境設定が必要か、子どもたちの思考スキルの育成やICT利用のスキル、協働作業による情報の整理やコミュニケーション力を延ばすためにはどうしたらよいかを議論しました。

講師に、関西学院大学の佐藤真教授をお招きし、これからの社会を創っていく子どもたちに必要な探究の力を伸ばすためには、学校はどんな役割をもてばいいか、教師の役割はどうあるべきかの指導をいただきました。

本校は、これからもふるさとの素材を活かした生活科や総合的な学習の時間で探究的な学習活動を進めていきます。

 

令和5年度研究内容

令和5年度の本校の研究推進について

◎市教育委員会の重点研究指定校

「令和5年度 探究的な学び実践研究指定校」の指定を受けて、研究テーマとして「自ら追求し、楽しんで学び続ける児童の育成 ~安全安心な学校づくりから、古市モデルの追及を通して~」としました。

◎古市モデルとは

これまで12年にわたり、市教育委員安全安心な学校づくり事業に取り組んできた成果や実践により、安全教育に関して児童が自ら考え危険回避、危険察知等の知識や考え方を身につけられるようにしてきました。その指導法は、基礎学力の定着と探究的な学びにつながると考えます。

特に、探究的な学びは、教科横断的に、生活科や総合的な学習の時間の目標に含まれていることから、「安全教育」+「基礎学力」+「総合的な学習の時間・生活科」を組み合わせたカリキュラムや単元設定による学習を古市モデルと名付けています。

つまり、古市モデルとは、「主体的な学びと、思考力・判断力・表現力の育成のための地域素材を活用したカリキュラム開発と探究的な授業づくり」を意味します。